河内貯水池
4/23は日本技術士会第7部会の定例会でした。
北九州地区幹事の松原好直さんが、炭宰運搬鉄道・河内貯水池・送水路・水道橋について話題提供されました。
全面花崗岩張のダムや、擬洋風の関連施設がこんなにも多く残存していたことに驚きました。
そしてそのきめ細かい意匠にも。
いま、とかく「建築材料」は、建築関係者に、いい加減に扱われているような気がする。
何のためにどんな性能のものが必要か、それにはどうしたらよいか、などと考えることもないままに、商品カタログをうのみにして採用を決めてしまっている。
カタログ掲載部材の編集で建物ができてしまう。
これでいいはずもない。
工業化製品が高度に進化したアメリカでは、カタログの図面を集めると設計できると豪語する輩も多い。
何もない時代の人たちの方が、ものごとを真剣に考えていたように思えてならない。
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