コーポラティブ住宅ミルノール
6/29(日曜日)に、京都市北区楽只にある定期借地権付コーポラティブ住宅を見学してきました。 総合コーディネート役の、CASEまちづくり研究所・寺川政司さんの案内でした。
ミルノールに先立って、残存する改良住宅団地を歩きました。 ルシアン・クロールだよね、という呟きにも頷けます。 ル。ベルナルモンのコンペ案だっだでしょうか。 団地の外部空間では、建築の前と後ろの両側に増築を受け入れる用意があり、最初の形態によって増改築を抑制しようとしない。建築はその進化の道筋に沿って深化していく。 まさにその体現。
ミルノールは改良住宅建替事業の組合施工による分譲更新住宅。 つまり、京都市によって実施されている改良住宅建替事業での分譲更新住宅で、私有地を定期借地して民間が建設する住宅事業で、この方式は日本で初めてだったようです。
事業の苦労話や裏話を聞けて大変勉強になりました。 このコーポラティブ住宅に居住している方々が、「コーポラティブとは!」を説明されていたことが印象的でした。 やっぱりこうじゃなきゃね。
ご一緒させていただいたのは、東大・大月敏雄先生、大阪市大・横山俊祐先生、徳尾野徹先生、日本女子大・篠原聡子先生、中村直美先生、文化人類学の西川祐子先生、といった方々でした。
寺川さん、お誘い頂きありがとうございました。
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