« 基礎躯体 | トップページ | 世界遺産専攻 »

2008年9月11日 (木)

志免炭鉱

学術調査・指導をされている片野先生にお誘いを受けて志免炭鉱竪坑櫓へ。 屋上まで登りました。ちなみに町の許可を受けています。一般の方は入れません。内部まで公開するにはあまりにも危険(みまもり保存が既決定)だからです。

海軍直営の炭鉱(戦後は国鉄所有)。企業のそれとはスケールが違います。

巨大な構造体だが、よくみると合理的な構造だ。スパンとりも明快。多くのハンチは柱と梁の幅は同じくしている。打設時には流体であるコンクリートには適切な構法だ。

主体がなくなった建築をどうするか。

延命装置を取り付け再生し、観光のために利用するのかどうか。多くの遺産地域に共通の問題でもある。

R0011900

R0011862

R0011879

R0011887

R0011894

« 基礎躯体 | トップページ | 世界遺産専攻 »

空間」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 志免炭鉱:

« 基礎躯体 | トップページ | 世界遺産専攻 »