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学術調査・指導をされている片野先生にお誘いを受けて志免炭鉱竪坑櫓へ。 屋上まで登りました。ちなみに町の許可を受けています。一般の方は入れません。内部まで公開するにはあまりにも危険(みまもり保存が既決定)だからです。
海軍直営の炭鉱(戦後は国鉄所有)。企業のそれとはスケールが違います。
巨大な構造体だが、よくみると合理的な構造だ。スパンとりも明快。多くのハンチは柱と梁の幅は同じくしている。打設時には流体であるコンクリートには適切な構法だ。
主体がなくなった建築をどうするか。
延命装置を取り付け再生し、観光のために利用するのかどうか。多くの遺産地域に共通の問題でもある。
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