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2008年12月 7日 (日)

Nepal

谷正和先生から12/13-29にネパールに調査に行くので、一緒にどうかと誘われていました。が、散々悩んだ挙げ句に断念。

前回、ネパール(Kathmandu→Butwal)に行ったのは2004年だったと思うので、かれこれ4年も経ってしまったことになります。その時の調査のまとめもしてないし。

ネパール南部のインド国境沿いの平原には、多数の民族の定住集落がある。概ね100-200人くらいの集落で、ほぼ住宅配置のパターンは同一だ。住宅は道路の両脇に位置し、住宅の長手が南北軸に沿う。理由はどうも陽の上がる方角(東)に住宅の一部を向けるということにあるようだ。

多くの定住集落の中でも、タルー族の住宅が最も知られており、内部は壺で領域分けされたロングハウスが連なる。だが、タルー族の住宅は木構造をベースとしていることもあり、ある意味特殊だ。他の集落は土造のもう少しプリミティブ(つくり方が)な住宅が多い。我々が調査に出かけた集落もそうだった。これらの住宅からは、バングラデシュデルタ地域との住宅のプロクセミクスを感じることにもなる。

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