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2008年12月 4日 (木)

卒論発表会

今年も慌ただしい季節がやってきました。 12/4は卒論発表会。

卒業論文で最も大事なことは、対象を十分に把握し、分析の方法を学び、的確なまとめへと向かっていかに努力をしたかということだ。成果は失敗でもなんら問題ない。卒業論文の面白さは、テーマにも結論にももなく、「途中の過程」に自ずと現れてくるもので、それが最も説得力を持つ。いたずらに背伸びをする必要などない。

一方、修士論文は努力だけでは駄目だ。 データ羅列の醜態論文にならないためには、どのようなデータを使って、どのように分析し、どんなまとめに至ったか、そのプロセスを分かりやすく説明して欲しい。

他人の論文はよく分かるものだ。 だが、自分の論文を自分で評価するのは難しい。 せめて、一番努力した部分だけでも評価してもらうようにしよう。

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